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| ホーム>レストランレビュー> Fireplace | |||||||||||
| Fireplace 1634 Beacon St., Brookline グリーンCラインWashington Sq.駅 営業時間:5:30pm-10:30pm(木〜土) 5:30pm-9:30pm(日〜水) ブランチ11am-3pm(土日) (617) 975-1900要予約 |
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2001年11月 |
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店の中に一歩入ると、とてつもなくいい香りに包まれる。こんがりローストされた肉の匂いと落ち葉たきの匂いを混ぜたような温かい匂いである。ダイニングの暖炉とキッチンのグリルからは炎が上がり、上品に着飾った50代60代のお客さんも多いからか、モダンな内装なのにとても落ち着く。開店当日からブルックラインやニュートンのローカル達の間で噂になり、一ヶ月後の今では予約なしでは週日でも一時間待ちはザラらしい。ボストン市内から訪れるお客さんも多い。MBAを持つオーナーのジムソロモンさんは日本に住んだ経験もあるバリバリのビジネスマンだったが、レストランを開くことが長年の夢だった。金融関係の仕事から脱サラしてレストラン業で14年も修行を積み、やっとこの秋に夢を実現したのである。この繁盛ぶりからみると、皿洗い、ウエーター、シェフ、マネージャーなどあらゆる職に就いた成果が今出ているようだ。 ソロモンさんはローカル感と季節感を大切にしており、年に4回変わるメニューはこれを反映する。なるべくニューイングランド6州の野菜、チーズ、ビール、魚介類などを選び、とうもろこし、クランベリー、ブルーベリー、パンプキン、メープルシロップなど「観光地っぽく」ならないようにスマートに取り入れている。きのこや貝などを収穫する人たちとも直接付き合っていると言う。 アペタイザーのRaw Barにはその季節で一番旬な生ガキや生ハマグリなどが登場する (値段は日替わり)。私はP.E.IとWellfleetの2種類のカキとLittleneckハマグリを頂いた。どれもプリッと肥えて新鮮そのもの。Smoked Duck Breastのサラダ($8)(写真下)は自家製の鴨の薫製を使ったサラダで洋ナシとクランベリーがアクセント。生ハムに似た薫製は噛むほどに味がにじみ出る。 ![]() New England Codfish and Mussel Chowder ($7)はタラと厶ール貝のチャウダー。巷のクラムチャウダーよりサラッとしているが、こってりし過ぎないのが実は昔ながらの方法である。魚介類の味が際立つからだ。Spit Roasted Half Chicken ($17)(写真上)は早くも市内のメディアに取り上げられた優秀なメインディッシュ。一見ただのローストチキンだが、こう香り高くジューシーに仕上げるのがプロである。秘伝のスパイスに2日間漬け込んである。 カリカリに揚げたセージとクレソンのソテーが適度な苦みを提供し、シンプルなマッシュポテトが舌を癒す。Smokey Barbecue Short Ribs($18)は一度スモークしたリブをトロトロの弱火で煮たもの。ちょっと甘くちょっとスパイシー で、骨に近い部分だからか柔らかいだけではなく旨みもたっぷり。スイートポテトにメープルシロップを混ぜた副菜はポテトの甘みが引き立ち、これは家でもやってみなきゃと思った。デザートはWild Maine Blueberry and Peach Cobbler ($7)など季節のフルーツを使ったのがお勧め。甘酸っぱい熱々のコンポートと濃厚な生姜アイスクリームのコンビは秋らしい。ジムさんは良い素材を使ってこのようにシンプルでアメリカ的なデザートを創るのが好きだと言う。この思想はメニューのどのアイテムを取っても感じ取れるような気がする。これからはリンゴやパンプキンなどが期待できる季節だが、ファイヤープレイスはどうこしらえてくれるのか楽しみである。 |
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