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Taberna de Haro
999 Becon St., Brookline, MA
TグリーンCラインSt. Mary's 駅
営業時間:5:30pm~9:30pm(月〜木)、
5:30pm〜10pm(金土)、
4:30pm〜9pm(日)
Tel. (617) 277-8272





2002年10月
オーナー兼シェフのフリオ・ハロさんがマドリッドのレストランをたたみ、奥さんの故郷ボストンに移ってレストランをオープンしたのが4年前。シンプルな外観とは違い、店内は黄色い壁に絵やポスター、ニンニクや乾燥トマトなどが掛かっており、高い天井とオープンキッチンが開放的なスペインの雰囲気を醸し出している。アメリカナイズドされていない本場の味は、舌の肥えたボストニアンを魅了し、今ではZAGAT SURVEYでベストスパニッシュレストランのトップ3に選ばれる、平日でも常に満席となる店としてすっかり地元に定着した。

フリオさんが作りだす味わい豊かな料理を一層引き立てているのがワイン。実は、奥さんのデボラさんはスペインで資格を取った正真正銘のソムリエで、彼女が自ら選んで仕入れたワインは質が高く、料理との相性も抜群だ。メニュー以上にぶ厚いワインリストには、味や香りなど細かい解説が付いており、ワイン通でなくても好みに合ったワインを選ぶことができるようになっている。

料理はスペイン中どこにでも見られる「タパ」という小皿料理が中心。この日はJamon Serrano(ガーリックトーストにスペインから輸入された薫製ハムとトマトがのったもの)($5)を、リオハ地方の赤ワインSan Vicente '98 ($50/ボトル)と一緒にいただいた。ハムの塩気がワインを誘い、オークの香り高いワインがまたハムを誘う。

Gambas al Ajillo ($12.50)(写真左上)は、エビとガーリック・オリーブオイルのオーブン料理で、控えめな塩加減がエビの味を引き立てている。パンにたっぷりオイルを浸して食べるのがまた美味しい。Esparragos Blancos ($8.50)は、輸入物のホワイトアスパラガスの冷製サラダ。甘く柔らかなホワイト・アスパラガスの風味を楽しめるよう、ほんの少しだけリオハ・ワインのビネグレットがかかった上品な味。

Alcachofas Salteadas ($7)は、アーティチョークのハートだけを使ってソテーしオーブンで仕上げたもので、少しだけ周りが焦げているのが香ばしく、是非試して欲しい一皿。メインにはウサギのグリル Conejo a la Parrilla ($20)(写真右下)。

ブランデーとベイリーフでマリネードされたウサギ肉は臭みが全くなく、ジューシーで鶏肉のよう。ブランデーのほのかな甘みとベイリーフの風味、グリルの香ばしさが、ウサギ本来の味を引き立てている素晴らしい一品。秋冬用のメニューでは、グリルの代わりにウサギのシチューが登場するそうで、こちらも楽しみだ。甘めの自家製サングリアはフルーツと赤ワインの調和がとれたまろやかな味。

デザートを食べたいけれどお腹がいっぱいという人にはシェリー酒がお薦め。中でも深紅色をした Pedro Ximenez San Emilio ($6.50)は、香りはレーズン、濃厚でトローリとした甘い味わいは熟したイチジクのようで絶品だ。郊外にオープンした2号店「Azafran」は、スペイン語でサフランの意。お米好きな日本人にはたまらないパエリアも3種類あるそうなので、こちらも是非お試しを。

       
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