以前、このコーナーで、バターや砂糖を使わないVegan Pastryを紹介したことがある(読んでいない方はwww.jmag.com/coo.htmlをご覧下さい)。
その時はバターの代わりにCanola oil(なたね油)を、砂糖の代わりにメープルシロップを使って作るマフィンのレシピを紹介した。そこではマフィンを作るときの油の量は、小麦粉1カップに対して大さじ2杯は必要と書いている。これ以上油を減らすと、火が通るのに時間がかかり、できあがりがカチカチになってしまうのだ。これは実際、私が分量をいろいろ変えて作ってみて得た結論だ。小麦粉1カップといえば、中ぐらいのマフィン3個が作れる量だから、このマフィン1個を食べたら小さじ2杯の油を取っていることになる。この量を多いと見るか、少ないと見るかは人それぞれだが、わたしがお惣菜(天ぷらや揚げ物をのぞく)を作るときに使う油の量と比べたら少し多いかなと思う。
ところが「自然派おやつ」(江島雅歌著、農分協)という本で、卵なし油なし砂糖なしのバナナ・ブレッドというのを見つけた。油なしでペーストリーを焼くにはバナナを使うといいらしい。
それを私流に少し改良したのが、今回のレシピ。ペーストリーのポロポロとした食感ではなく、パンのようにしっとりした焼き上がりで、バナナの香りと甘さがほわっと口の中で広がる。自然な甘さなので休日のブランチ向きかな。もしデザート用にもう少し甘いバナナ・ブレッドにしたかったらメープルシロップ(大さじ2杯ほど)を加えるといい。その時はバナナ、シロップ、ソイミルクを合わせた量が2/3カップになるようにソイミルクで調節する。
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【材料】(小型パウンド型1個分)
Whole wheat pastry flower 2/3カップ、All purpose flower1/3カップ、ベーキングパウダー小さじ1、塩小さじ1/8、完熟バナナ中1本、ソイミルク約1/3カップ、植物性油少々
【作り方】
1. 小麦粉、ベーキングパウダー、塩をふるっておく。
2. バナナをすり鉢でドロドロのピューレ状にすりつぶす(ミキサーでもOK)。
3. 2をメジャーカップに入れ、ソイミルクを2/3カップの線まで注いでよく混ぜる。
4. 3を1の粉類と合わせてざっくり混ぜる。
5. 油を塗ったパウンド型に4の生地を流し入れ、350度のオーブンで40〜50分焼く。
6. 冷めたら型から抜き、スライスしていただく。
※焼け具合を見る時、普通は竹串を刺して生地がついてこないかどうかを見るが、このブレッドはバナナが沢山入っているので、生地は焼けていてもバナナが竹串についてきます。竹串についているのが生地かバナナか注意してみて下さい。
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