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そば
日本の食材でイタリアン―
   そばサラダwith豆腐チーズドレッシング
私の夫はイタリア系アメリカ人。彼の両親がイタリア本土からアメリカのイタリア人コミュニティに移住して、イタリア食材店を営んでいたので、アメリカ育ちの夫も、子供の頃、イタリア語とイタリア料理にどっぶりつかって育った。日本人とイタリア人の共通点はいろいろあるが、一緒に暮らしていてよく思うのは、どちらも麺類が大好きということだ。夫は毎日パスタでも飽きないらしいが、パスタに限らず、うどん、そうめん、そばなど日本の麺類も大好き。一方、関西出身の私は、そばよりうどんを好むが、麺類に目がないのは、夫と同じ。もちろんイタリアン・パスタも大好物だ。暑い日が続いて、こってりしたものやご飯に食欲がなくても、麺類はツルツルッと食べられるから不思議だ。

ところで、日本の夏は冷やしそうめんや冷やしうどん、ざるそばの人気が高いが、同じ麺類でも体に対する影響はずいぶん違う。冷やしそうめんや冷やしうどんなど小麦粉から作られた麺類は、身体を冷やし、暑さで固くなった身体をゆるめる働きがある。しかしだからと言って、「ビールに冷奴と冷やしそうめん」といったような食生活を続けていると、当然身体が冷えすぎて、体力をなくしたり、夏バテになったりする。病原菌に対する抵抗力を失い、風邪をひく原因にもなったりする。また小麦粉は消化が悪く、煮込まずにさっとゆでるだけのそうめんやうどんを食べ過ぎると、胃にもたれたり、便秘になったりするので気をつけたい。一方、そばも小麦粉と同じように高たんぱく質の穀物だが、高冷地で育つそばは本来、小麦粉に比べて、私たちの身体に活力と熱を与えるエネルギーを持っている。だから冷たいざるそばを食べても、身体を適度に冷やすだけで、冷やしすぎることはない。だから冷え性の人には断然、そうめんやうどんよりそばをおすすめだ。また夏は冷たいものを食べたり、フルーツやジュースなど水分の取りすぎで、どうしても腎臓が疲弊してくる季節だが、そばはこの腎臓の働きを助ける効果がある。消化もいい。だから夏の食卓に、上手に冷たいそば料理を取り入れることは、身体にはとてもいいことなのだ。
今回紹介するそばサラダは、そばなど日本の食材に、オリーブオイルやバジルを加えた、日伊料理。豆腐チーズドレッシングは、チーズドレッシングをイメージして、豆腐ベースにみそで味をつけた。ぜひ試してみて!

<材料>(4〜5人分)そば2把、きゅうり1/2本、赤玉ねぎ1/4個、セロリ1/2本、にんじん1/4本、キャベツの葉2枚、バジルの葉5〜6枚、塩小さじ1、豆腐1/2ポンド、白味噌大さじ1 1/2、梅酢大さじ3、レモン汁大さじ1、オリーブオイル大さじ3

<作り方>そばをゆで、冷水で洗って、水をよく切っておく。野菜を全て細いせん切りにする。漬物容器に入れて、塩を加え、よくもんだ後、プレスして30分〜1時間おく。(漬物容器がない場合は、切った野菜をボールに入れて、皿を何枚か置くなどしてプレスする。)ミキサーかフードプロセッサーに、豆腐、白味噌、梅酢、レモン汁、オリーブオイルを入れ、よく攪拌する。固くてミキサーが回らない場合は、少し水を足す。できたドレッシングの味を見て、塩味が足らなければ、梅酢を加える。そばをドレッシングであえて皿に盛り、その上にプレスした野菜を形よく盛りつける。

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