先日、私の記事を読んだという方から、ビーガン(卵、乳製品も含め動物性食品を一切取らないこと)に興味があるが、たんぱく質をどうやって取るんですか、と聞かれた。この質問はしばしば受ける。私の場合、完全なビーガンではなく魚を少し食べるが、それも1週間に1回程度なので、主なたんぱく源は豆と豆腐などの豆製品だ。
ベジタリアンやビーガンでもなければ、普通家で豆を煮て食べることはあまりないらしく、豆に興味を持ってもレシピが思い浮かばず料理できないという人が多い。考えてみれば3年を超えるこの連載で、豆を使った料理を紹介したのは1回だけだ。もっと頻繁に紹介すればよかったと、私も大いに反省している。
豆は肉や乳製品に劣らず高たんぱくだが、ローカロリー、ミネラル豊富で身体にとてもいい。アメリカにはいろいろな種類の豆が売られているので、豆を食卓に取り入れれば献立の幅もうんと広がる。
今日は圧力鍋を使った乾燥豆の煮方も合わせて紹介しよう。圧力鍋を使えばかなり短い時間で柔らかく炊ける。ただし、レンズ豆やスプリットピーなら圧力鍋を使わなくても比較的早く柔らかくなる。昆布はたんぱく質の消化を助けてくれるので、必ず一緒に煮るようにしよう。 |
【材料】(5、6人分)
チックピー2/3カップ、昆布1切れ、キャベツ小1/4個、玉ねぎ1/2個、にんじん、1/2本、トマトの水煮小1缶、にんにく1片、オリーブオイル少々、塩少々、ドライバジル少々(オプション)
【豆の煮方】
1. 豆は洗ってゴミを取り、水に8時間以上浸けておく。
2. 1の豆の水をきり、昆布といっしょに圧力鍋に入れ、新しい水を豆の1.5センチぐらい上まで入れて中火にかける。
3. 沸騰して灰汁が浮いてきたら、きれいにすくい取る。
4. ふたをし、圧力がかかったら弱火にして30分煮る。
5. 火から降ろし、流し台でふたの上から冷たい流水をかけて圧力を下げ、完全に蒸気がぬけたらふたを取る。(やけどをしないように注意!)
※ 普通の鍋で煮る場合は、時々水を足しながら柔らかくなるまで煮る。
※ 缶詰を使う場合は自然食品店で売られているEdenがおすすめ。昆布と煮ているので消化にいい。
【チックピーとキャベツのトマト煮の作り方】
1. にんにくはみじん切り、玉ねぎとにんじんは1センチ角に切る。キャベツは一口大に切る。
2. 鍋にオリーブ油を熱し、にんにくを入れて、香りがたつまで炒める。
3. 玉ねぎと塩ひとつまみを加えて、しんなりするまで炒める。
4. キャベツとにんじんを加えて、さっと炒める。
5. 煮たチックピーを昆布もいっしょに汁ごと加える。
6. 水煮缶を汁ごと入れ(ホールトマトの場合は手で握りつぶして入れる)、水分が材料よりも少なければ、水をひたひたまで足す。
7. 沸騰したら弱火にし、あればドライバジルを加えてふたをし、30分ほど煮る。
8. 塩で味付けし、さらに10分ほど煮る。
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