ネギ・・・昔から薬味として毎日のように使われているのに、あまり脚光を浴びることがない。しかしネギは消化を促し身体を暖めるという薬効だけでなく、主役を張れるほどの風味をもったすばらしい野菜だと私は思う。
生のネギの独特の香りと辛味が、様々な料理を引き立てるのはもちろんのこと、特別な調味料を使わず、ただ火を通しただけのネギの甘い香りと旨みは、いつも私を幸せな気分にしてくれる。
そこで我が家ではこのネギの風味が楽しめる料理をいろいろ考えてよく作る。といってもアメリカでは日本の白ネギ(長ネギ)の類は手に入りにくいので、しばしばリークを代用している。日本のネギの風味にはかなわないが、それでも十分満足できるおいしさだ。
今回紹介するのはネギの旨みを封じ込めた中華風のおやき。中華料理では「ネギ餅」と呼んで、パンケーキのように平べったく焼くのだが、私はネギをたっぷり詰めるので、少し厚めの日本のおやきのような出来上がりになる。また小麦粉よりも消化の良いそば粉を混ぜるのが私流だ。軽いランチやおやつにどうぞ。 |
<材料>(2個分)
All purpose flour 2/3カップ、そば粉1/3カップ、塩小さじ1/4、ネギ油(ごま油1/2カップ、ネギまたはリークの青い部分をみじん切りしたもの大さじ2)、ネギまたはリークの白い部分をみじん切りにしたもの1カップ、塩少々、しょうゆ適量
<作り方>
1) ボウルにAll purpose flourとそば粉、塩を入れ、水約1/3カップを加えてよく混ぜる。
2) 生地が手に付かなくなるまでしっかりこねる。固さを調節する時は、手水をつける程度に少しずつ水を加える。耳たぶぐらいの固さにまとまったらラップをかけて30分以上寝かせておく。
3) ネギ油を作る。鍋にごま油を熱しネギを真っ黒になるまで揚げて取り出す。
4) 2の生地を2等分し、ひとつをのし棒で厚さ1mm直径20cmぐらいの円形に伸ばす。この時打ち粉はしない。
5) 4の片面に3のネギ油をハケで塗り白いネギの半量を散らして(外側2センチほどは空けておく。)、軽く塩をふる。
6) 5を手前から巻いて棒状にしたものを、今度は片側から渦巻き状に巻いて端をしっかり閉じる。これを手の平で抑えて平らにのす。
7) フライパンにネギ油を薄く敷いて熱し、6を入れてふたをし弱火で表面にこんがり焼き色が付くまで蒸し焼きする(片面5分ぐらい)。
8) 醤油をかけていただく。 (ネギ油は香りがあって消化も良い。余った分は炒め物やチャーハンに使って下さい。)
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