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| ホーム>Editor's Pick>People Interview>ミルグリム 真理さん | ||||||||||||
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| J Magazine:お茶に出会ったきっかけはなんですか? 真理さん: 小さい頃、姉のお稽古にくっついて一度だけ体験したことがあるんです。その時はただ好奇心だけだったのですが、大学で茶道部に入部した頃から本格的に取り組み、面白くなりましたね。在学中から個人の先生について習い出しました。でもお点前中心で、水屋の使い方、特に風炉、釜の準備、灰のことなどについては教えていただけなくて。これでは物足りないという気持ちが強くなった頃に、裏千家学園の生徒募集の記事を「淡交」という茶道雑誌の中に見つけて応募しました。 J Magazine:茶道専門学校とは初めて聞きましたが、どのようなカリキュラムなんですか? 真理さん:茶道の実技はもちろん、茶道史、茶室建築、庭園、禅、書、茶花、茶菓子、懐石料理、茶道文学に至るまで幅広く勉強しました。英語の授業もあったんですよ。 J Magazine:そこでご主人と出会われたんですよね? 真理さん:そうです。裏千家学園には「みどりの会」という外国人向けのコースがあるんですが、そこで学んでいた主人と会いました。 J Magazine:それでご主人と一緒にアメリカに来られたんですか? 真理さん:結婚してからは京都府日吉町に田舎家を見つけ、窯を築いて住み、茶道指導も続けておりました。娘の中学入学を機にこちらに移ってきたんです。 JMagazine:現在はボストンでお茶のご指導に当たられているとのことですが、日本で教えるのと何か違いは感じられますか? 真理さん:日本人の生徒さんは特に真剣な方が多いです。日本らしいものに飢えているんでしょうね。昔やっていたからボストンでも是非続けたいという方もいらっしゃいますし、外に出てみて初めて、自国の文化について何も知らなかった事に気づいて始められる方もいらっしゃいます。外国人の生徒さんも日本文化に興味が強い人が多いですね。初めての方には特に楽しんでお茶に触れて頂きたいので、あれはダメ、これはダメとは言わないように心掛けています。 J Magazine:お茶は堅苦しいというイメージがありましたが、そうでもなさそうですね。 真理さん:外からはそのように見えるのでしょうね。たしかに色々な決まり事もありますが、お茶を通して人とコミュニケーションをとり、その中で自分自身を磨いていくということですから。掛け軸にしても、お茶碗にしても、お点前にしてもそれは全てお客様をお迎えするための下準備。アメリカでもディナーに招待する時は、客人のことを念頭に置いてその日の献立を決め、テーブルコーディネートをするでしょう。基本的にはそれと同じで「もてなしの心」なのです。 J Magazine:先生にとってお茶の楽しさとは何でしょう? 真理さん:もちろんお茶そのものも好きですが、その過程にある人との触れ合いが楽しくてたまらないんです。だから続けていられる。このように教える立場になっても毎回何か発見があるんです。お茶って入り口も広いし、奥がとても深いものなんですよ。これで終わりって事がないですからね。皆さんにもこの楽しさを知ってもらえたら嬉しいです。(文・吉田真理/写真・廣見恵子) |
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ミルグリム 真理さん
(茶道教授) |
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| 秋田生まれ。大学時代に茶道部活動を通じてお茶の面白さに目覚める。裏千家学園茶道専門学校を卒業後、指導にあたる。茶名は宗里。夫は陶芸家の利茶土ミルグリム氏。 |
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